こんにちは、にゃんまゆげです。
あなたはこれまでの人生で、トラブルや事件・詐欺に巻き込まれたことはありますか?
はい。と答えられた方は とても大変な思いをされたのですね。
きっとつらかったと思います。もう2度と巻き込まれないようにしたいですね。
いいえ。と答えられた方も 被害に遭わないために読んでみていただけたら幸いです。
発達障害の人は、特性上、トラブルや事件に巻き込まれやすい傾向がある と書かれているのを読んでハッとしました。
わたしは過去に何度か巻き込まれたことがあります。
原因としてはつぎのようなことが挙げられるようです。
-
- 自分の行動が他人に及ぼす影響を理解できない
- 他人の表情や周囲の状況の意味を理解できない
- (悪性の)こだわり行動:白黒思考(0か100か、正解か不正解の2つしかない。完璧にできないと何の意味もないと考える)
- 他人に利用されやすい(相手を自分同様、率直で嘘をつかないものと判断してしまう)
- 認知の独特な歪みの存在:自動思考(状況に対応して、過去の経験等から速やかに、自分の意思とは関係なく湧き出る思考)
- ストレスや怒りの蓄積(成長段階における虐げられた経験が我慢の限界にある)
- 環境の変化、困難に直面した時の混乱やパニック(不慣れな状況に対応できない)
引用:発達障害のあなたが職場で長く働く方法 【著】 木津谷 岳
発達障害は、人によって持っている特性が一つとは限りませんし
スペクトラム状に広範囲に広がっている場合も多く、その濃淡もさまざまです。
医師の診断が下りていないけれど自覚症状がある、グレーゾーンの人も多いです。
そのようなことから、上述が全て当てはまるとも限らないし
いくつか当てはまるという場合もあります。
この記事では、私が巻き込まれた事象をもとに書いていきたいと思います。
カイロプラティックを悪用する詐欺集団
5年くらい前の話です。
結婚が決まって、先に新居で同棲生活を始めていた頃
私は前職を辞めたばかりで、疲労困憊で身体中が痛くて絶不調でした。
助けを求めたい気持ちもあって、体調は最悪でしたが先に同棲することにしました。
幸せなことが起これば、きっと体調も改善するはず と期待して。
引越しは大変で、2人のものをどこに置くか話し合って片付けていたのですが
思うように身体が動かず、一旦休むことにしました。
すると、お姑が来たり、次の週には義理の両親が揃って来たりして
片付いていないことを、チクチク言われたり
私の本棚を開けられてじろじろ見られたりして、もうストレスが噴火しそうでした。
私の両親は、個人的なものには一切触らないし、勝手に見たり詮索することなどありえない考えの人でしたので
義理の両親の行動が全く理解できず、不快度マックスだったわけです。
結婚するとは、相手の親族とも戸籍状の関係が生まれるということ。
少なくとも相手の親との相性も、人生を左右するものだと知りました。
そんなこともあり、わたしはとにかく背中が痛くて、節々が痛くて、老婆のような気分でした。
結婚式の資金を稼ぐためにバイトもしたかったし
思うように動かない身体にイライラして、とても焦っていました。
整骨院も、鍼灸院も、婦人科も、もみほぐしも、エステも、当時の私の身体にはどれも効かなくて
ガチガチに固まっていたので、力を込めて施術されていても、触られている感覚さえわからないような状態でした。
そんなときネットで調べまくって、まだ試してない方法を見つけたのです。
それが、カイロプラティック。
アメリカが発祥で、アメリカでカイロプラクターになるには、アメリカ政府が認定している13大学のいずれかでドクターの学位をとらなければなりません。
高卒後、6年かかり、医学部なみの教育を受けます。 ところが日本にはカイロプラクティックや整体に関する法律がないため、ほとんどの人は高校卒業後、1~2年の各種学校をでて開業します。
上述は後に調べてわかったことですが、本場アメリカでは認定大学で6年かけてドクターの学位を取らなければ施術できないものです。
ですが私が見つけてしまったのは、専門学校さえも卒業していないほぼ未経験な一般の集団だったのです。
わたしはよく調べもせず、望みをかけてそこへ通いました。
私の問診票を見て、数名でざわついた後に、担当者が決まりました。
体格の良い女性で、一生懸命やってくれたのは伝わるのですが、まったく改善せず、
寝具が悪いと言って、やや高額なまくらとマッサージの道具を勧められ、購入してしまいました。
施術代や購入費は、父に結婚資金としてもらっていたお金を切り崩して支払っていました。
そのほかにも健康品として、ビタミン剤などちょっと高めのものでも、勧められたらやってみようという気になってしまい購入していました。
それでもやっぱり改善はしません。
でも最後の望みをかけていたので、諦められませんでした。
すると、別の年配のちょっとかわった表情をした(やや不自然な)嫌な感じかするお婆さんが登場して
「明日、特別に体験できるものがあるから、必ずおいで」と言われて、翌日行ったところ
「睡眠改善のために、とっておきの布団があって、あなたに体験して欲しくて取り寄せた」といって、セッティングされていました。
「購入すると高いけど、まずはレンタルしてみたらいい」
「でも、お金が..」というと、「あなたの体の為なのに、旦那は出してくれないの?そんなのおかしい。旦那は何してるの?」
と攻められて、弱り切っていた私は鵜呑みにしてしまったのです。
夫には言いませんでしたが、父にもらった結婚祝いから追加で10万円ほど出しました。
マットレスをレンタルしたのですが、ただのボコボコしたスポンジのようで、折り畳みの隙間にお尻が落ちるし、全く安眠できていませんでした…
次に「自分も講師を目指したら、体のこともよくわかるし、その後カイロプラクターとして働けば稼げる」旨を
毎回毎回、施術中に聞かされていて、とうとう参加費1万円ほどの講習会に参加してしまいました。
その時もまだ信じ切っていたし、私のことを心配してくれているとさえ思い込んでいました。
ですがその講義の最後に、代表という人が現れて、お金を稼ぐ話を熱弁し始めたのです。
自分がどのように稼いで大金持ちになり、ここまでのぼりつめたか、とか
次の講習の勧誘もされたし、私の体を見ただけで「あなたの寿命は短い」と言い放ったのです。
会場では50〜70代くらいの男女が、その人を教祖のように崇めていました。
ようやくここで気づきます。「流石に怪しい」と。
会場を出て、あわてて夫に電話しました。
「何かおかしかった。詐欺かもしれない。」
これまで仕事で忙しかった夫には、あまり話ができていなくて、自分の体調がそこまで悪いことを知られたくなかったのもあって。
全部話して、消費者センターに連絡することになりました。
すると消費者センターの人は、「そういったカイロプラティックの詐欺は横行しています。」と言いました。
わたしはまんまと騙されていたことに気がついたのです。
なんとか夫に手伝ってもらって、マットレスを返し、消費者センターの方に間に入ってもらって
お金は半分ほど返って来ました。
当時の私は、かなり不安定だったこともあり、怒りすぎて「全額返してほしい」と伝えたのですが
消費者センターの方曰く「彼女も生活があるから、全額は難しい」と。
そっか、そんな考え方もあるのか。
騙したのは悪いことだけど、そこへ行ったのは自分の行動でもあったし。
効果はないにせよ、施術は受けたわけだし。
本当に痛い経験でした。
そこは、数回の講習でカイロプラクターになれて、患者をどんどん講師にしていき、
そのまた患者を増やし、信頼させて、高い商品を売り付けて、どんどん上層部が儲かるシステムです。
”ねずみこう”ですね。
◯ムウェイと似たような組織です。
しかも、犯罪にはならないギリギリの心理戦で、今でも多くの組織が横行していると思います。
昔、お金に目が眩んだ友人が数名、◯ムウェイに入って、私も別々の友人から何度も勧誘されました。
ホームパーティと装って、後半実験が始まるんですよね。
下っ端の子が実験に失敗したら、向こうで怒鳴られてたとかね。
いくらお金に困っても、人を騙したり、はめたり、陥れたりしてはいけない。
たとえギリギリの心理戦で、自分がやってることは違う、と言い切っても、相手を利用していればもうアウトですよ。
わたしは先述に書いた、「相手を自分同様、率直で嘘をつかないものと判断してしまう」 は100%そうだったんです。
「0か100かの思考」も影響しているのか、裏切りや騙されることで、人を信用するのが怖くなりました。
いろいろあって対人過敏なのです。
心の中では、ほとんどの人は悪い人ではないと知っている。
でも、自分がほんの一部の悪人を見抜けないことも知っている。
不器用な人生です。笑
警察官が変態だった話
私が19才のころ、一人暮らしを始めました。
一人暮らしと言っても、極端な怖がりと寂しがりだったので、当時付き合っていた彼に協力してもらって
彼の住む、彼の実家の近所に新居を決めました。
はじめて生家以外の場所に住むとあって、
マンションがどんなものかもわからなかったし、
前に他人が住んでいた家になんて住めないと思っていました。(変な潔癖)
結局、予算と新築を優先したら、1階になったわけです。
すると案の定、下着ドロボーにあいまして。
高い塀があったので、見えないように干していたのですが目をつけられてたみたいで。
もう気持ち悪くて最悪だったのですが、とにかく警察に通報しました。
1度目は、警察官と足跡を採取した検察みたいな人が来てくれたのですが、
数日後に、今度は警察官が1人で来ました。
あれから問題ないですか?と言われて、心配して来てくれたのだと思いました。
写真を撮りますというので、応じました。
犯行があった日から遡って2週間くらいの間に、着た上着を全部もう一度着てください。というのです。
順番に着たのですが、引きの図と、アップの図と、前ジップを開ける&閉じるバージョン、フードを被らない&被るバージョンまで
バシャバシャ撮られて、何に使うんですか?と聞くと「犯人が目をつけていたかどうか確かめる為です」と。
「え、それって犯人に見せるってこと?」と思いましたが、警察官の威圧感に負けて、最後まで応じました。
やっと警察官が帰って、ひとりになった時に、急に悲しくなってきて彼に電話しました。
すると彼は仕事中でしたが、それはおかしいということですぐ警察署に問い合わせをして、帰りにその警察署に行って、なんと写真のネガを取り返してきてくれました。
その警察官は謹慎処分です。警察官が1人で被害者の家に訪問することでさえ禁止事項だということでした。
ほかにも、たくさんの被害者女性の写真を撮って自分のものにしていたようです。
カッパみたいなキモい人で本当にさいあくでした。
はあ、警察官にまで騙されるなんて。世の中こんなもんか、と冷め切ってしまいます。
ちなみに、その彼は 別の記事にも書いた人です。

こんなに優しくて守ってくれる人だったのに、私は自分の夢と別の人を選んでしまった。
私の中でその人は”神彼”です。いまでも時折思い出して、後悔の念にかられます。
当時の私は、ほんとうに不安定で、自分の感情もわからず、迷いばかりでした。
真っ直ぐに物事を見れていませんでした。
地域や環境を選ぶことの大切さ
子どもの頃、新しくできた友達と遊んでいた時、わたしは何の疑いもなくお財布を置いたままトイレに行ったんです。
そのあと、3500円がなくなっていることに気づきます。
少しづつ貯めたお小遣いだったので、大泣きしました。
学校に報告し、ちょっと問題になったのですが
その子の家庭環境はあまり良くない様子でした。
母親と謝りに来たのですが、母親はガチンコのヤンキーです。
私の育った街は、中途半端な田舎で、ヤンキー大国、祭命の地域です。
まったくなじめず、心底つらかったです。
何もしてないのに睨みを訊かされたり、先輩にはお辞儀しないといけなかったり。
暴力・乱闘、いじめも呼び出しもあったし、物もよく盗まれました。
決して裕福とは言えない地域で、荒れてました。
先日のドラマ「青のSP(スクールポリス)」で、藤原竜也が言ってたセリフ
「この地域は移民の歴史があっていろいろな思想のものがいる。異なった思想がぶつかれば問題も起きる。それが潜んでいる地域で、子どもでも切れたら怖い。」
みたいなことを言っていて(すみません、同じセリフではないですがこのような内容でした)
私の中で、あー、やっぱり地域によっていろいろあるんだな。と確信しました。
今は地元には住んでいませんが、遠くもありません。遠すぎると親に会えなくなるのもあるし、母が遠くに引っ越すことを反対してて。
毒親と思っていながらも母には弱いんだ。母は私が守ってあげないとダメな人でもあるので振り切れない。
下品で汚い言葉や、オラオラ活きがってる人も苦手だ。
いつか、穏やかな優しい場所に引越したいです。
この記事を読んでくださった方が、事件に巻き込まれませんように祈ります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント