こんにちは、にゃんまゆげです。
あなたは、嫉妬で嫌な思いをした事はありませんか?

「上司が同僚や後輩ばかりに良くしているように感じてつらい」
なんとなく感情が持っていかれて動揺したり、
ひどいことを想像してしまう、他人に知られたくない自分がいる
このようなことは誰でも経験しているのはないでしょうか。
私は「嫉妬」という感情のコントロールができず、何度も失敗してきました。
そこで、今回出会った本はこちらです。
こちらの参考書籍を元に、にゃんまゆげの視点でお話ししていきます。
最後に著者の素敵な言葉があります。
動物的な「発作」だから、コントロールできない
嫉妬なんてしたくない、と自分では思っているのに、
殺意に近いような「あいつ、嫌い。めちゃくちゃになればいいのに」という衝動が抑えられない。
これが「嫉妬の発作」とゆうことです。
嫉妬の発作を起こしているときは、別人格に変身してしまい、
「自分の思考がコントロールできない」状態に陥ってしまうのです。
「自分の思考がコントロールできない状態」、まさに私はそのような感覚です。
なぜ、「発作」という言葉を使うのかというと「嫉妬」は動物的な反応だから、と著者は書いています。
そう聞くと、「あー発作だったのか・・・」と、少しは安心するのですが。
やはり、コントロールできない感情をそのままにしておくと、今度いつまた発作が起きて嫌な思いをするかわかりません。
そこで「知っておくといいな」と思ったことをお話しします。
「嫉妬しない人はいない」と心得る
ここで知っておきたいのは、”気づかないうちに、いつも周りの人と比べている”ということ。
普通の人には「優劣の錯覚」という、自分は優れていると感じる機能が脳についているため、どこにいても「自分は平均よりも上」と思っています。
引用:消したくても消せない嫉妬・劣等感を一瞬で消す方法 【著】 大嶋信頼
自己肯定感が低いと思っている方は、少し違和感を感じましたか?
わたしは自己肯定感がかなり低いと思っているのですが、上記のことにはすこし思い当たりました。笑
いくつか例を挙げてみます。
愛情を横取りされるかもしれないという恐怖から嫉妬している
自分より若いというだけで嫉妬している
自分より幸せな家庭を持っているように感じて嫉妬する
チャンスがあれば、あの人以上のことができるのにと嫉妬している
お金さえあれば、自分だって技術を磨いてこれたのに、もっと勉強できたのにと嫉妬している
第三者からしたら、「えっ?」と思うようなことでさえ、本人にとってはひっかかるキーワードが潜んでいて、嫉妬してしまう。
という例がたくさんあるようです。
先にも書きましたが、「発作」なので当人はそれが「嫉妬」からくるものだと気づかずに行動していたり、顔が能面のように(または引きつる)表情に出ていたりします。
または、ぐっと感情を押し殺して、苦しい状況にあるかもしれませんね。
その怒り、悲しみは「他人のもの」かもしれない
あなたの感じている嫉妬はそもそも本当にあなたのものでしょうか?
近くの人の感情があなたにうつってくる、「他人の感情」を脳が感じ取っているだけ、の可能性があるようです。
これは、脳内の「ミラーニューロン」という神経細胞が原因です。
この細胞は、相手の脳の状態を真似してしまう細胞です。
驚いた話があります。あるセミナーの講師が、若くて綺麗な子に優しく丁寧に教えるのに、Aさんにはぞんざいな態度のように感じたとき、Aさんは若くて綺麗な女性に嫉妬してしまったのですが、実はセミナーの講師がAさんに対して、「裕福で温かい家庭」を持っているように感じて嫉妬していたようです。
セミナーの講師の嫉妬がうつってきて、自分の脳が影響を受けてしまった。ということですね。
「そんなこともあるのか〜」と思い出すと、
誰しも何かを抱えていて、悩み事もあるのだろう。と思うと、自分の感情は穏やかになりそうです
一瞬で心が穏やかになるとっておきの思考方
「人のことが気になるのは嫉妬されているから」と著者は言っています。
嫉妬を恐れなくなると、人のことが気にならなくなります。
他人のことを気にしているときは、他人のことを羨ましく思ったり、人から言われたことを真に受けてしまうときです。
「自分は自分」としっかり境界線を意識しながら、自分のいま持っているものに目を向けたいと思います。
今まで傷つかないように、傷つかないようにと”蓋”をしてきていませんか?
私は記憶の限り小学校の時点でもう”蓋”してました。
すぐに傷ついて、身体が硬直してしまうのです。声も出なくなります。
そんな自分をなんとかしたくて、強くて明るい仮面をかぶって、ことある人生の変化において自分も合わせて変えてきたような感覚です。
今は、本当の自分はどれなのかわからなくなっています。笑
ただ、いろんな感情が絡み合ってきたら、「優しく温かく穏やか」な感情を信じるようにしています。
この本に書かれていることで一番感動した事は、
どんなに怖くて、意地悪してくる人も、マウンティングしてくる人も、電車で会った嫌な感じがする人も、それが親だったとしても同じで。
「相手の瞳の奥の奥の方を覗いてみると、そこには孤独がある」
ということです。
「はっ」っと心が反応しませんか?
私はそう知ると、なんだか切なくて、少し寄り添おうかな、という感覚になりました。
この言葉にとても衝撃を受けたので、これからずっと心の支えになってくれると思っています。
著者の温かく優しい人柄を感じる体験でした。
いかがでしたか?
このように素敵な体験が、突然訪れて、心がぱっと晴れていく感覚が好きです。
本は素晴らしいです。
あなたにとって、なにか良い”気づき”を感じていただけたら嬉しいです。
コメント
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