発達性トラウマ脳を音楽で癒す方法【トラウマ克服への近道】

アダルトチルドレン
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こんにちは、にゃんまゆげです。

先日、ポリヴェーガル理論で思考する神経系のお話を書きました。

それから、*複雑性PTSD を癒す方法の中にあった

「音を聴いて神経系を調整する」 ということが気になっていました

(*長期化、複雑化した心的外傷後ストレス障害:子どもの頃に毒親からうけつづけたトラウマ)

メンクリの帰りに立ち寄る書店は

わたしの癒しスポットなのですが

昨日帰りに見つけました

この記事ではこちらの本・音楽と著者・製作者に感謝して、にゃんまゆげの視点でお話ししていきます。

さっそく聞いてみて、本も読みましたのでお伝えします🎶

 

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左右に揺れる脳

 

いちばん初めに聞いたときに感じたことは

脳が左右に揺れる感覚です

なんだか不思議な 心地いいような感じです

 

本来人間の脳には、不安や恐怖を感じる出来事に遭遇したとき

その経験を「ほぼ気にならなくなる程度」に処理する働きが備わっています。

すなわち「嫌なことはあったけど、あれは過去のこと」と思えるようになるのです。(一部省略)

ストレスフルな環境で育つと、感情をつかさどる右脳が興奮状態になり

記憶を処理する左脳の活動が低下して、脳の活動がアンバランスになってしまいます。

引用:毒親の呪いを解く音楽CDブック 最新の心理療法を応用した音楽セラピー 【著】 藤本昌樹

 

その結果、つらい記憶は処理されることなく

恐怖や苦しみを 生々しい状態のまま主として右脳に保存されるとのことです。

トラウマ体験を思い出しているときの脳は、右脳が興奮

言葉で記憶を整理する左脳の活動が低下した、バランスの悪い状態になっています。

トラウマで右脳と左脳のつながりが悪くなり、記憶の処理に支障をきたしているのです。

この音楽には、音が左右に揺れる特徴があります。

この揺れが右脳と左脳を交互に刺激し、脳のバランスを整えて

トラウマとなっている記憶を再処理するように作られているそうです。

繰り返し聴くうちに、体と心・脳のつながりがよくなって 

「安心感」や「もう大丈夫」といった心地よい感覚になり 傷が癒されていくのですね。

 

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「リソース」につながった夢のこと

 

「安心・安全を感じるイメージ」を、心理療法の世界では「リソース」と呼ばれています。

人は、このリソースにつながることで、つらい過去を乗り越えることができるとあります。

昨夜、少しだけ寝る前にこの音楽を聞いていました。

それから、3つのいいことを思い浮かべて(ポリヴェーガル理論の記事に詳しくあります)

いつものように チワワのトキちゃんを腕枕にして眠りました

 

すると 素敵な夢をみれたのです

その夢には 今までで一番大好きだった 小学校6年のときの担任の先生と

子どもの頃に 仲の良かった友人たちがたくさんいました

大好きな先生と みんなと談笑しながら バスに乗っています

林間学校のような感じでしょうか

自然がいっぱいある場所へついて

美味しそうな料理がたくさんあって

私は大好きな先生の隣に座っています

当時50才くらいだったのかな

この人がお父さんだったらいいのに そうすればどんなに幸せだろう

そんなことも考えていました

身体が大きくて 白髪まじりのおじさん

先生に話しかけたら いつも笑顔で優しく答えてくれて

悩んだときは 真剣にそばで聞いてくれました

実際に修学旅行で お気に入りのペンを無くしてしまって

私は次の場所へ向かいながら 泣いてしまいました

それを聞いた先生は、さっき行った場所に探しに戻ってくれました

ペンは無かったのですが 先生の行動が嬉しすぎて感動したのをずっと覚えています

そんな素敵なことを思い出せるような あたたかい夢を見ることができたのです

こんなにもすぐに 身体が反応するなんてびっくりしました

 

リソースは、トラウマの消化を助ける胃薬のようなものです

つらいトラウマの記憶を抱えている状態は、いわば食べすぎて胃に食べ物がパンパンに詰まって消化できない状態と同じです。

リソース(胃薬)を活用すると消化が促されて胃にゆとりができ、本来備わっている消化力を発揮できるようになります。

このように自分自身の回復力を高め、トラウマの消化を促す働きがリソースにはあります。

嫌な出来事があっても消化力がつけば、受け流せるようになります。

引用:毒親の呪いを解く音楽CDブック 最新の心理療法を応用した音楽セラピー 【著】 藤本昌樹

 

長年のあいだ 複雑性PTSDを抱えて生きてきた身体は

トラウマのストレスや不安、怒りや哀しみで いっぱいの状態で

次に新しいストレスがきたら うまく消化できずに

ちょっとしたことにでもすぐに反応したり 動揺してしまう ということが理解できます

 

「安心・安全」「ほっとする・あたたかい」のようなリソースを思い出して

回復力を高め、消化力を高め、トラウマを解消・癒すことができていくということなのですね

傷ついて凍りついたままの心では リソースを思い出しにくい状態になっている場合もあります。

大丈夫です、必ず誰にでも あたたかい・安心感 を感じる思い出はある と著者も言っています。

 

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親の無神経な言葉で子どもは何十年も傷つく

 

たとえ親が暴力を振るわなかったとしても

過度な干渉や束縛、人格の否定、親の意見の押し付け、不機嫌な態度、無関心などを日常的に繰り返すのは心理的な虐待になります。

侮(あなど)れないのが、親が無神経にもたらす言葉です。

大きな声で怒鳴ったり、それを聞いている場合も心にダメージを受けます。

 

私の父は おそらく発達障害(ASD/アスペルガー)で毒親育ちです

祖母はずっと怒鳴っていたので毒親です

父は最悪な環境でも耐えて生きてきた人ですが

子どもの頃から 傷つくことを平気な顔で何度も言ってきたし

いつも不機嫌で 意味不明なところで怒鳴りつけます

愛して欲しい気持ちをぶつけても まったく届きませんでした

 

私が子どもの頃に 父に愛して欲しい、大好きだよ という気持ちをぶつけていたことがわかるかというと

5才くらいの時に 父が会社で当選した大きなミッキーマウスのぬいぐるみがあって

「ほれ、これやる」という感じで わたされました

わたしは嬉しくて 他のぬいぐるみは ぶんぶん回したりしてちぎれたりやぶれたりしたけれど

ミッキーだけはずっと大切にしていました

一人暮らしをはじめても ミッキーだけは特別に大切にしました

今でも ベッドのそばに置いています

父はその様子を見ても 私に愛を返そうとは思わなかったのか 歪な人です

最近油断して ミッキーの眉毛を両方とも トキちゃんにむしり取られましたが…笑(見つけたときは泣きました)

 

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トラウマが脳を変形させ寿命を縮める

 

子ども時代に受けたトラウマが後々までダメージを与えるのは

子どもの脳や身体が 成長過程にあり ストレスの影響を受けやすいからとあります。

長期にわたって暴言を受けた子どもの脳は、聴覚野(音情報を処理する部位)が部分的に肥大し、聞こえや会話に支障をきたすこともわかっています。

不適切な養育は 脳さえも変形させてしまうのです。

親によるトラウマは、生涯にわたって健康に影響を及ぼすことが、アメリカの研究で明らかになりました。

 

私は聴覚過敏がとくにあると感じています。

道を歩いていて 業務用の台車を畳む「ガシャーン」など 急に大きな音がすると

鼓膜に突き刺さるような感覚で聞こえます

大きなサイレンの音も鼓膜が避けそうに怖いし

子どもを叱る大人の声も とても痛いです

逆に小さな音でも 上階の音が響いたり 隣人の生活音や 外から話し声が聞こえても

とても気になって不快で仕方がない感覚に襲われます

 

考えてみると それらは子どもの頃のトラウマが解消されないままに

今でも危険を察知して緊張し続けている ということなのだと理解できます

子どもにとって親の心ない言動は、強いストレスとなります。

ストレスや不安を感じると、脳内で情報をつかさどる扁桃体が過度に興奮します。

その影響で脳のバランスが乱れ、ホルモン分泌や自律神経、免疫系のバランスなど身体の調整系のシステムも乱れます。

トラウマを抱えたストレスフルな状態が続けば、身体に異変をきたすのも無理のないことです。

 

病院で診察、検査をして異常がないのに自覚される症状を「不定愁訴」(ふていしゅうそ)といい

頭痛、腰痛、めまい、耳鳴り、動機、のどの不快感、下痢・便秘、疲労感、不眠など

さまざまな症状が現れます。不定愁訴で悩む人の背景には

子ども時代のトラウマがかかわっている可能性もあります。

引用:毒親の呪いを解く音楽CDブック 最新の心理療法を応用した音楽セラピー 【著】 藤本昌樹

 

初めて聞きました、「不定愁訴」という言葉があるのですね

今まで他の病院の医師や看護師に不調を理解してもらえず 苦しかったことがあります

そのような症状に名前があるなんて 救われるような気持ちになります

そして 他にも同じような苦しみを感じてきた人がたくさんいるということもわかります

原因不明の身体の不調に悩んでいる人に知ってもらえたらいいなと願います

 

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毒親のもとで子どもは「安心」を感じられない

 

本来子どもは 苦悩を感じたとき、なだめてもらい、寄り添って一緒に考えて受け止めてくれる存在、

安心・安全を保証してくれるものを親に求めます。

ですが 毒親であれば助けを求めても、なだめてくれるよう求めても届きません。

本来親は子どもにとって 受け止めてくれて 優しくあたたかく包み込んでくれる存在です。

それが毒親のもととなると 親自体が子どもの脅威になり、恐怖の源になっているのです。

 

暴言や暴力を浴びた時に感じた 身体の緊張やこわばり、手足のふるえ、心臓のドキドキ

のどがつっかえて声が出ないなどの感覚、恐怖・不安などの感情は 小さな子どもの身体の中に閉じ込められます。

これらの感情や感覚を抱え 心が傷つき、凍りついたまま 大人になります。

このとき脳に起こっていることは

感情をつかさどる「扁桃体」が過度に興奮し その影響でバランスがくずれてしまいます。

脳に冷凍保存された記憶は、再体験やフラッシュバックをもたらし、苦しみの種となります。

 

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音が癒しの助けになる

 

先日の記事で参考にした著書のなかにも 同じように

「音の刺激で神経系を調節するー聴く」という方法が書かれていました。

記事では紹介しきれなかった部分ですが、参考までに

発達性トラウマ開放のヒント【自律神経系で思考するポリヴェーガル理論】
こんにちは、にゃんまゆげです。 機能不全家族で育った人にとって 親という存在が とてつもなく大きく 自分の人生に 影響していること そのことに気づきはじめると ずっと頭から離れない 次々に不調が起こりはじ...

 

この本についている音楽は、「ボディ・コネクト・セラピー」という身体志向の心理療法です。

身体から心にアプローチする理由は、トラウマというのは負の感情やエネルギーが

脳だけでなく身体にも残されているからです。

身体感覚に注意を向けることで脳と身体をつなぎ

トラウマのエネルギーを身体から開放することができるとあります。

この音楽を聴きながら、自分に優しい言葉をかけてあげることも書かれています。

「大変だったね。でも今は大丈夫だよ」

「私は悪くないんだよ。よくがんばったね」

「私にはじゅうぶん価値がある」

あなたの心はあなたのものです。

自分には価値がないとか、ダメな人間だ、何をやっても成功しない などと思うのは歪んだ認知です。

決してそうではないことを知って欲しいです。

 

これは私自身にも言いたいこと。何度もそう考えるようにすると、だんだんこの思考にも慣れてきそうです。

この記事を書きながらすっと聴いているのですが

不思議と落ち着きます。音がなくなったら、脳が余韻でほわほわ〜んとゆったり波打つ感じかします。

おもしろいです。このことを知れてよかったと思います。

 

少しでも誰かに寄り添えたらうれしいです。

苦しんでいる人に届いて癒されますように。

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